ayya # 046 日本史クイズ第二弾 残虐戦国合戦殺傷篇

ますます趣味にはしった日本史クイズIIである。
受験生の人はまちがっても受験勉強に使えるとは思わないでほしい。
あくまでもお遊び。テレビ歴史ドラマとかそういうの好きな人には向いてます。

姉妹篇もよろしく。

問題 1

1543年鉄砲が伝来するや、九州・近畿の諸大名および本願寺、根来衆など一揆勢はたちまちにこれを導入、以降戦場での有力兵器となった。では戦国全期(応仁の乱〜島原の乱)をつうじてもっとも敵に戦傷を負わせた兵器はなんであろうか。
a) 刀剣  
b) 弓矢  
c) 槍  
d) 鉄砲  


問題 2

甲斐の武田氏といえば騎馬隊で有名である。川中島では上杉軍を撤退させ、三方ヶ原では徳川家康軍を壊滅させたといわれるあの騎馬武者である。さてこの騎馬隊、武田全軍のうちいったいどのくらいの割合であっただろうか。
a)10%  
b)20%  
c)30%  
d)40%  


問題 3

さて名高い武田騎馬隊であるが、騎馬隊の戦場での戦法はどのようなものであろうか。
a)騎乗で槍を構えて突撃する。  
b)騎乗で太刀を抜いて突撃する。  
c)馬上から弓を射る  
d)馬から降りて槍を使う。  


問題 4

騎乗の武者というのは上流武士の合戦時の主なイメージである。さて、その速度はどれくらいであったろうか。ただし、10分でへばるほどの全速力の場合である。
a) 分速150m( 9km/h)  
b) 分速310m(18km/h)  
c) 分速420m(25km/h)  
d) 分速600m(36km/h)  


問題 5

2003年NHK大河ドラマとなった剣豪宮本武蔵であるが、厳流島で佐々木小次郎を討ったかいあってか、なくてか30年後の1640年ごろ、めでたく細川家に引きとられて武士の仲間入りを果した。その間戦場で武名をあげることもなく、島原の乱(1637-38)で豊前小笠原家の軍勢に参加して、ようやく百姓相手の出陣である。けれどもこのとき奮闘むなしく武蔵は名もない百姓兵に惨敗してしまっている。さて、この武蔵を破った兵の武器は何だろうか。
a) なた  
b) くわ  
c) 石  
d) かま  


問題 6

日本国内での合戦では戦場での自分の戦功の証明として敵の首を取る習慣があり、その意味で首刈り族な日本人であるが、文禄・慶長の朝鮮出兵では首取りはあまりしていない。ではそのかわりの戦功証明はどうしたか。
a) 証人または隊長の証言を専らとした。  
b) 首のかわりに鼻を削いだ。  
c) 殺傷ではなく、捕虜とした分を戦功とした。  
d) 殺傷ではなく、要地占領、死守を専ら戦功とした。  


問題 7

1547年(天正2年)織田信長の軍勢は、長島一向衆に急襲をかけた。一揆方は木曾・長良川中の島々にたて籠りよくこれを防いだ。けれども急のことであったので、長陣の準備ができていなかったため、兵糧にことかき餓死者が続出した。ために、7月から度々降伏の意志表示をしたが織田軍は降伏を許さなかった。けれど9月になってついに織田軍は降伏を認めたため、一揆方は船で退去することになった。退去する一揆勢にたいして織田軍はどうしただろうか。
a) 有力な指導者に対して仕官を呼びかけた。  
b) 東岸(尾張側)への上陸を阻止した。  
c) 武器を検査してすべて取り上げた。  
d) 鉄砲の集中砲火を加えた。  


問題 8

江戸時代になり、世間が平和になってくると剣術とその道場が流行してくる。神田には今日の剣道の祖型の一つとなったと思われる千葉周作の剣術なども登場してくるが、さてこれら全国の剣術道場で主に剣術修行をしたのは一体どういう人だろうか
a) 旗本・御家人の二、三男  
b) 各藩江戸屋敷の藩士  
c) 農民・町人の子弟  
d) 博徒・仁侠の徒  


問題 9

戦国時代の実戦的な剣術は後のスポーツ化した剣術とは多少異なるものであったらしい。戦国時代の薩摩島津家の歴戦の勇士、西郷某は太刀で切り掛られた場合の対応をコメントしているがその方法は。
a) 鎧の胸で受けとめる。  
b) とにかくよける  
c) 兜の正面でうける  
d) 切りかかって来た手首を狙う。  


問題 10

戦国時代の合戦といえば様々の意匠をこらした兜である。実用性を重視した兵士のシンプルな兜とは異なり、将官ともなればハデな、それゆえ重く(10kg以上)うかつに振り向けば首を傷めるような大兜を被らねばならない。織田信長の置手拭(てぬぐい)兜,豊臣秀吉の唐冠兜,徳川家康の一の谷兜,黒田長政の水牛兜などが有名である。なかでも上杉家筆頭家老の直江兼続は珍しい文字の意匠の兜を被っていたが、いったい何という文字であろうか。
a) 仁  
b) 愛  
c) 毘  
d) 直  

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2002/4/24